コンサートスタッフのアルバイトで得たことを書いています

コンサートスタッフのアルバイトについてみなさんに知ってもらうためにブログ設立しました。

コンサート中の盗撮について。

 

久しぶりに記事を書いて見ようと思います。

コンサートスタッフのアルバイトは今も楽しくやっています。まだ読んだことがない方は、読んでみてください。

 ↓1番最初の記事です

 ジャニヲタの姉からコンサートスタッフのアルバイトのことブログに書いてみれば?と言われて - コンサートスタッフのアルバイトで得たことを書いています

 

いつからか急に記事のアクセスが増えたことがあって、多分デジタルチケット・電子チケットの記事がたくさん読まれたのかな?と思ってます。

 

ネットの記事でチケット自体が発券できなかったジャニー〇のコンサートの記事を見て驚きました。普通、デジタルチケットや電子チケットはまだ浸透されていない事が多いので、会場時間をいつもの倍とったり、アルバイトスタッフも会場前にかなり練習させられるのが普通だからです。

 

普通に対応していたらあんなことにはならないと思うのですが、この事件をきっかけにまだまだデジタルチケット・電子チケットは浸透していかないなと思いました。笑

 

話は変わって、今回はコンサート中の盗撮について書きたいと思います。

 

まず私がコンサートスタッフのアルバイトをする中でスタッフの方が1番厳しく取り締まっていると思うことは、コンサートの開演前・コンサート中・開演後の盗撮です。

 

コンサート会場やグッズ売り場にも「盗撮禁止!カメラの持ち込み禁止!録音禁止!」という張り紙が貼られています。ちなみに私はこのアルバイトをする前は、コンサート中に盗撮する人が存在することを知りませんでした。でも、思っているより盗撮という行動をする人が多いから、あのように取り締まっているのだなと思います。

 

だいたいどのアーティストも会場に入るときに荷物チェックというものをします。そのときに持ち込んではいけないものが入っていないかの確認をします。ですがこの荷物チェックはアルバイトが目視でする確認なので、本当に甘いと思います。不必要にカバンの中を触りながら見ることは、ほぼできないからです。上のスタッフの方からも目視で見てほしいと言われます。これは後々、クレームになることがあるからだと思います。

 

アルバイトの経験にもよると思いますが、だいたいこの荷物チェックは適当な気がします。実際会場1時間前にたくさんの人が入場してきて、そのときに大きな声を出しながら「カメラ入っていませんか?」と聞いても、無視する人もいるし、その作業をしている私でさえも本当に疲れるからです。人に酔うことあれば、暑くて倒れそうになることもあるからです。

 

ですが、いつかのAKB4〇の事件があってから以降、少し荷物チェックが厳しくなっているのも本音です。

 

とりあえずカメラ自体をコンサート会場持って入れないという状況を作るのは本当に難しいです。どれだけスタッフが厳しく取り締まってもカメラを持ち運ぶ人は持ち運びます。ましてや、携帯で撮る人はその規制さえもできません。

 

盗撮をすることで、コンサートの会場の写真が出回ったり、コンサート中の映像が出たりすることでいい事は本当に一つもありません。出回ることで、DVDが発売できないこともあります。そして、そのアーティストの会社から厳しく盗撮はダメだと言われているからです。これを徹底して出来ていないと、もうその会場でコンサートをしなくなります。というか、出来なくなります。

 

携帯電話の電波はコンサートの機械を使う上で妨害にもなります。よくアーティストがしているインカムにも、妨害の音が入ることもあります。このようにアーティスト自体に迷惑がかかる場合が本当に多いです。

 

皆さんが思っているよりも盗撮は厳禁で、バレてしまうと大変なことになります。1度盗撮現場に居合わせたことはありますが、とても大変でした。携帯で撮影している方で、まず写真を全て消されていました。携帯の中を隈無く見られます。当たり前に盗撮は犯罪なので当事者は何も言えない状況になります。

 

スタッフ側も対応を考えるし、この方の場合は即退場でした。席番号も確認させれていたので、ブラックリストに載るんだろうなと思います。なので、もし誰かにチケットを譲った場合その方がそのような行動をしたら、盗撮をしてないのにブラックリストに載ることがあるかもしれません。なので、人事ではありません。

 

それから、コンサート中には多くのスタッフが盗撮や録音をしてないかを見ています。特に厳しいアーティストの場合は、強面のスーツを着た方がウロウロしています。その時にバレていなくても本当は見つかっているかもしれません。

 

そして、アルバイトスタッフの私でさえお客さんの顔は案外ハッキリ見えています。アーティストからの景色だと相当見えていると思うので、そのような行動で悲しい想いをしているかもしれないです。

 

その場をカメラで映像をおさえるよりも、実際に目で楽しんだ方がいいと思うのは私だけでしょうか?

 

まず、盗撮をしている人を見つけたらスタッフに言うのが1番いい解決方法です。そして、その伝えるスタッフはアーティスト専属のスタッフの方がいいので、できるだけインカムをつけている人、専用スタッフのシールをズボンに貼っていたり、首から何枚もカードをぶら下げている人を選んでください。アルバイトのスタッフに言っても上に伝わるまでに時間がかかります。

 

コンサート自体を円滑に進めるにはこのような事がないことが1番いいので、盗撮や録音をしている人がいれば伝えましょう。

 

おわり