デジタルチケット、電子チケットについて!コンサートスタッフのアルバイトで得た知識で説明します!
久しぶりにはてなブログを覗いたらアクセス数に驚きました(笑)見てくれた方がこんなに多いなんて!!
1回限りで終わろうと思っていましたが、次はデジタルチケットについて少し書こうかなと思い、はてなブログを開きました。
まずは、前回コンサートスタッフのアルバイトについて書きました。初めて見る方はこちらを見てからのほうがいいと思います!
では、デジタルチケットについて書かせていただきます。
「デジタルチケットについて」
コンサートスタッフのアルバイトをして、はや2年、多くのアーティストのスタッフをしてきましたが、デジタルチケットを使用しているアーティストはそう多くはないです。
アミュー〇·ave〇は、デジタルチケットを多く使用しているなという印象です。
まずデジタルチケットとは、2種類あります。
特徴としては、席が事前に分かっていることです。紙のチケットが電子機器になると思ってもらえれば、いいと思います。
もう一つは、事前に席は分かっておらず、座席引換券がスマートフォンや紙媒体で送られてくるものです。名称は先ほどと同じで、電子チケットと呼ぶ場合もあります。
転売対策等の理由だと思いますが、席は入口で交換する際に分かります。これは抽選になっており、早くチケットを購入した・早くチケットを交換したからといって、いい席になりません。
この2つが主にデジタルチケットと呼ばれます。
デジタルチケットのメリットとしては、QRコードの読み取りが素早くいくと、紙チケットの半券を切るより、時間が短縮できることです。
そして、1番のメリットは転売対策だと言えるでしょう。
次にデメリットです。デジタルチケットの場合デメリットの方が多いと思います。なぜなら、まずお客さんがデジタルチケットについて理解していないことが挙げられます。
初めにデジタルチケットについての説明がきちんと出来ていないことが原因だと考えます。
入口に着いて、「私はどうしたらいいの?何を見せればいいの?」という方が、非常に多いからです。
初めてデジタルチケットが導入されたコンサートのときは、倍以上の時間がかかる場合もあります。
故にコンサートの会場時間を1時間30分~2時間に増やす対策をとる、事務所も多いです。
また、紙チケットのように半券が残らないということもあります。ちなみに、安室奈美〇さんコンサートのときは、FC会員のみ記念チケット配布ということはありました。
このようなデメリットが多くあることから、まだまだデジタルチケットは浸透していかないのかと考えます。
先ほど電子チケットには2種類あると申しましたが、事前に席が分かっている場合は、さほど時間はかかりません。
時間がかかるのは、やはり事前に席が分かっていない場合の電子チケットです。
アルバイトスタッフをしている、私達でも緊張?ドキドキ?するからです(笑)
その場で席が分かることは、その場で天国と地獄を味わうからです。あるアーティストのコンサートスタッフをしたとき、電子チケットを入口で交換する業務につきました。
その時の交換は、紙の座席引換券のQRコードを専用の機械にかざすと、席が記入されているレシートが出てくるシステムでした。
そのアーティストのファン層は、若い世代からおばさまおじさま世代まで幅広く、どのようになるのかなと思っていました。
だが、年齢などは関係なく席がいいと騒ぎまくる人や、泣き崩れる人などたくさんの人がいました。
「私の目の前の人が1列目だった、、、、」「もう少し早く並んでれば、、、泣」という状況を目の前でみると、なんとも言えない気持ちになります。
そして、騒ぎまくる人は前に進んで下さいとスタッフから注意を受ける人もいます。
天国と地獄をその場で味わうデジタルチケットですが、コンサートに入るからには、全力で楽しんでもらいたいなと思います。
以上、デジタルチケットについでした。
※これは私が経験したデジタルチケットについてです。全てがこのシステムではないと言う事をご理解ください。